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Posted by naturum at

2010年11月30日

土鍋でご飯を美味しく炊くまで


炊飯器を使わなくなってから5年くらい経ちます。

炊飯器の代わりに使っているのは、土鍋。
三重県の長谷園というところで焼かれているものであります。

ただし、こちらの、ご飯を炊く用の黒いやつじゃなくて、
味噌汁用とされている黄土色のやつで炊いています。

黄土色のやつが、お味噌汁など汁物、煮物用だとは知らずに使い始めて3年、
あるひ手元が滑って床に落とした拍子に持ち手がひとつ割れてしまったのを修理してもらえないかと思ってサイトをのぞいたときに、
はじめて黄土色は味噌汁用だということを知ったのです。

知ってからも、ずっとご飯を炊くのに使っています。
もう、これで慣れてしまったから、今更変えられないし、かさばるからご飯とか汁物とかで土鍋を分けたくない!というのが本音ですが。


土鍋でご飯を炊くと、毎回仕上がりが違います。
これは多分、私の気分のムラを表しているのだけど、
水分量、ちょっと多かったかなー、と思ったときは間違いなく多いし、
ちょっと足りひんかなーというときは間違いなく足りてない。
だから、うしっ!これでばっちりのはずや!というときは、はい、ばっちり上手に炊けるのです。

ただし、これは今だけで、精米したり品種が変わったりしてお米が変わると調節も1からやり直しになります。

これまでの経験で、一番びっくりしたのは、同じ土鍋でめちゃくちゃ美味しくご飯を炊く人がいたことです。
その人は、五島列島の歌野さんの奥さんでした。
歌野さんは、私達夫婦が大学の施設に管理人として住み込みしていた時期に、
授業をされる関係で(自立自給生活論という授業。大学院の授業の中でも最高に面白かったです)
一時共同生活をしており、奥様も五島からお越し頂いたことがあったのです。

あるひ、歌野さんがこの黄土色の土鍋でご飯を炊いたら、
あら不思議。つやつやふっくら・・・。

どうやってこのようにおいしいご飯を炊かはったのですか?と聞きましたら、
水につける時間が大切ということを教えてもらったのです。

我が家はまだ去年のお米を食べているし、今は冬だから、この時期の浸水時間は2時間ぐらい取ってます。
夜だと、寝る前にセットして、朝炊く。
そうして炊きあがった今日のご飯は、おおー、いい出来!でした。

今年の古代米入り。



そんなんで、土鍋君でのご飯炊きは、ようやくコツがつかめてきました。
5年かかってますが、楽しいよ。

ご飯をもっと美味しく、楽しく!
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Posted by ヴィレッジ・トラストつくだ農園 at 12:17Comments(5)野菜あれこれ

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