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Posted by naturum at

2010年03月27日

明日のジャガイモオーナー作業のお知らせ


明日は、第1回ジャガイモオーナー作業日の日ですね。

昨夜、暖かい薪ストーブの前で、ジャガイモを切る作業をしました。
普段は農小屋で作業するのですが、昨夜は寒すぎ!で、やむなく家へ避難。
外は、雪・・・。

今年は、昨年より一箱少ない4箱20?の種芋を購入しました。
この前のブログで、種芋ひとつを3等分にする、と言っておりましたが、
なんのなんの、6〜8等分いたしました。
この方がたくさん種が出来るのと、芽かきの手間を省力化できるのではと考え、トライです。

20?をひたすらトントン切り分けて、約2時間。
無事終了しました、お疲れさまでした。

切ったジャガイモさんは今日のお天気を利用して、断面を乾燥させています。
これで、断面に灰をまぶす作業をまたも省力化。
準備万端です。


ところが明日は、天気予報が生憎の雨マーク。

でも、これ以上ジャガイモの植え付けをのばす訳にはいきませんので、
少々の雨なら作業を行います。

ご参加いただける皆様は、雨具のご用意をお忘れなく!
ここのところ冷え込んでいますので(我が家の辺りは今朝うっすら積雪)、
暖かい格好で!

もしも、土は触れないなーという場合は、菜の花つみだけでも行いましょう。

というわけで、明日のお知らせでした。

ジャガイモ作業が終わるまで、どうか雨がふりませんように。


今年の春は、やけにお天気に振り回されている気がします。

では。

(たみ)  


Posted by ヴィレッジ・トラストつくだ農園 at 14:25Comments(2)we love やさいシリーズ

2010年03月19日

玉ねぎ、ジャガイモ作業のお知らせ

we?野菜シリーズ、玉ねぎオーナーさん、ジャガイモオーナーさんへ
各作業のお知らせです。

we?onion
玉ねぎオーナー第2回作業のお知らせ
昨年植えたタマネギですが、そろそろ手入れの必要な時期となりました。
皆で一緒に作業を楽しみましょう!!

作業の後は、菜の花つみをして頂けます。
食べて美味しい、飾ってきれい。
何の菜の花かはお楽しみー♪


日時 4月11日(日)13:00〜
場所 玉ねぎ畑地図の赤い印玉ねぎの方です。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?ie=UTF8&hl=ja&brcurrent=3,0x6001a0d9eb2da6d3:0xc33469708fab2c71,0&msa=0&msid=112869773650539197751.00047b224ffe1e724029b&ll=35.118983,135.831726&spn=0.003186,0.004243&t=h&z=18

持ち物 長靴、帽子、軍手、タオルなど

それからそれから、
we?potato
ジャガイモオーナーさん

第1回作業は、種芋の植え付けです。
これをしなければ何も収穫がないですからね!
はりきって植え付けしましょう!
ジャガイモは不思議なもので、ひとつの種芋をいくつかに切って植えます。
すると、芽がでて、またごろごろと芋が出来るのです。

ひとつの種芋を3つにきるとして、3倍。
その種芋から5つから7つくらいのジャガイモがとれるとして、15から21倍。

わお、すごいです。

日時 3月28日13:00〜
場所 ジャガイモ畑地図上赤い印の場所(昨年と同じ場所です)
http://maps.google.co.jp/maps/ms?ie=UTF8&hl=ja&brcurrent=3,0x6001a0d9eb2da6d3:0xc33469708fab2c71,0&msa=0&msid=112869773650539197751.00047b224ffe1e724029b&ll=35.118983,135.831726&spn=0.003186,0.004243&t=h&z=18

持ち物 長靴、軍手、帽子、タオル、雨具など

各日ともはれたらいいですね♪

それでは。  


Posted by ヴィレッジ・トラストつくだ農園 at 13:07Comments(2)we love やさいシリーズ

2010年03月17日

大根、ごめんなさい


暖かな日差しで、寒の戻りもそろそろ終わりかなと思っております。

今日のような日は、散歩したり、思いっきり洗濯物を干したりして、
お日様をたくさん浴びたい!と思いますよね。

きもちいーなー、いい天気だ。というのが大半の方々のご感想ではないでしょうか。

このお天気を、戦々恐々、焦りながら感じているのは、
大根、カブがまだたくさん畑にのこっている農家=つくだ農園くらいでしょう。

そうです、つくだの畑には大根、カブがまだたくさんあるのです。
いーねー、まだたくさんあるんだ・・・じゃなくてですね、
はよせなあかんのです。
花が咲いてしまうんです!
菜の花が!
大根の菜の花、カブの菜の花が!!!

というわけで、2月の後半から怒濤の大根、カブ出荷に邁進しているつくだ農園ですが、
ここへ来て大変残念であるとともに申し訳ないことに、
大根へのクレームが発生してしまいました。

こんなことをブログで申し上げるのは恥ずかしいのですが。

大根の中が茶色くなっている、と。

このクレームは、厳冬期に大根が凍りその後暖かくなったため、
凍った部分が茶色く変色していることから発生しました。
外から変色を見分けることは難しいのですが、
疑わしきは外して、より厳しい目線で選別して行くことで再発を防ぎたいと思っています。

そして、このことを我が家の電話に留守番電話でわざわざお知らせ下さった方がおられます。
留守電が途中で切れてしまったため、お名前や連絡先が判りません。
どうかお心当たりの方は、今一度ご連絡いただければ幸いです。

また、もしつくだ農園の大根をかったら茶色くなっていた、という場合は
商品に貼ってあるシールに電話番号が書いてありますので、
お手数ではありますがご一報いただければ交換もしくは返金させて頂きます。

  


Posted by ヴィレッジ・トラストつくだ農園 at 14:10Comments(0)野菜あれこれ

2010年03月15日

4年の出会い


今日で、畑の教室を閉めました。
オーハラーボのみんなをご招待して、
女の子たちが予め一生懸命用意してくれたおやつ(特別な!)を
みんなで食べました。

一緒におやつを食べることが、
いつでもこの活動の芯になっていたように思います。
とりわけ、自分でおやつをつくるようになってからは。


畑の教室は、大原の小学生たちが放課後に集える場所をつくろうと、
もともと大学院の先生がはじめた活動でした。
その頃は名称も違っていたし。

つくだ農園で引き継いで、3年。
畑の教室に名称を変えたのが昨年です。

大学院の施設の大きな民家が使えなくなった昨年、
これでもうやめた方がいいかもしれないと思ったのですが、
施設がなくなるからやめるなんて、なんか口惜しかったし、
もしかしたら屋外でも、トイレも水もなくても
子どもたちが遊ぶ場所は生まれるかもしれないという思いで続けることを決めました。

それに、毎週のように子どもたちと遊びにきてくれる大原の方がいて、
そのひとが、外でもできる、小屋を造ればいいと言ってくれたことも後押しして継続を決めました。


そういう経緯があるのですが、
わたしにとってはこの4年間子どもたちと毎週会うことができて、
人間的に成長したとか、いいことをしているとかそういうことではない、
やり続けることの意味みたいなものをずいぶん考えさせられました。

なぜ、じぶんはこれを続けているのか。
結局なぜかははっきりとは言えません。

でも、毎回必ず子どもたちがきてくれたし、
会えば楽しかったので続けられたと思っています。

今の状態が絶対続けられない訳ではないのですが、
なにかあってからやめるのではなくて、
自分で選択してはじめたことを、自分で閉じることが必要な気がしていました。


4年で学んだことと言えば、子どもという存在は、子どもではなく人であるということでした。
小さい人たちです。

彼らや彼女らは個性が体から溢れ出ていて、
自分自身の個性についていろいろ悩んだり、人の個性を羨んだり、その逆のこともそうですが、
そういったことがなくて、個性のままに生きている存在であることが
ほんとうに楽しいことだということを知りました。


活動自体は閉じましたが、
人同志としての関係は残っていくので、それがどう成長していくのかこれからも楽しみです。

すてきな時間でした。
ありがとう。
  


Posted by ヴィレッジ・トラストつくだ農園 at 20:36Comments(0)畑の教室

2010年03月09日

じゃがいもオーナー2010募集スタート!

久しぶりのwe?シリーズは、ジャガイモです。

つくだ農園では、we?やさいシリーズといって、ジャガイモ、玉ねぎ、
金時人参などを、私達と一緒に育てて頂けるオーナー制度を実施しています。

もちろん、オーナー口数によって収穫物をお分けしております。

we?シリーズは、作る人と買う人の垣根をすこーし下げて、お互いに仲良くなりながら
野菜を作ったり、売ったり、買ったりしていく試みです。
消費者が、農家を知り、農家が、消費者を知る。
お互いに、新鮮で楽しい。
この場合、消費者の方は、単にお金を出すだけの存在じゃなくて、
私達農家を支えている、もっというと育てている、
さらには、育て合う。

we?シリーズは、産直やCSAとはまた違い、非常に小規模ではありますが
ほんまにどちらも楽しくてやりがいのある仕組みだと感じています。

関心のある方は、ぜひともご参加下さい。

さて、今回はwe?ジャガイモです。

ジャガイモは、昨年も大好評でした。
今年もおなじく品種は男爵です。

ほっくほくの新ジャガを食べるために!!一緒に農作業をしませんか?

昨年は、こんな感じでやっとりました。
皆でやったらあっという間の楽しい作業です♪


収穫はこんな感じ。
モデルは、オーハラーボが誇る男前フランス人のデビッド。


募集詳細です。

募集内容
春に植えられ、夏に収穫を迎えるじゃがいも。
ヴィレッジ・トラスト・つくだ農園は、そのじゃがいもの
苗植えから収穫までを一貫して、農薬・化学肥料不使用で栽培します。

オーナーになられた方は、
京都大原のつくだ農園のほ場(つくだの棚田)で苗の植え付けや、
じゃがいもの収穫などを体験していただけます。
収穫されたじゃがいもは、申し込み口数に応じてお分けいたします。

オーナー期間 2010年3月〜2010年7月:期間中に苗植えや芋掘り体験などを行います。
作業には、なるべくご参加いただくのがいいですが必ずしも絶対参加しなければならない!
ということではありません。

第1回作業は、3月28日日曜日 午後13:00から 種芋の作付けを行います。
オーナー募集口数 20口( 1口3500円・じゃがいも約10?)/お一人様2口まで

お申込みが募集口数に達しましたので応募を締め切らせて頂きました。

お申込み・お問い合わせ
1)氏名 2)住所 3)電話番号 4)希望口数 を明記の上、faxかEmailにてご連絡下さい。
また、第1回作業への参加の可否もご記入下さい。
*電話は不在が多いため、ファックスかメールが確実です。

お申込み連絡先
ヴィレッジ・トラスト つくだ農園
〒601-1234 京都市左京区大原小出石町105
FAX 075-744-3688
Email tsukudanouen@gmail.com


チラシはこちら

クリックで拡大します☆

  


Posted by ヴィレッジ・トラストつくだ農園 at 16:55Comments(0)we love やさいシリーズ

2010年03月05日

動物としての人間


リュックベッソンという監督の作品では、グランブルーが一番好きで、
高校生のときに、友達に勧められてはじめて見て以来、忘れられない映画です。

映画のモデルとなったジャックマイヨールはもう亡くなってしまったけれど、
ジャックや、クジラや、池澤夏樹を知ることに至った思い出深い映画です。

リュックベッソンがとった、地球についての映画がyoutubeにて公開されていました。
無料で、全編視聴できるので紹介します。

http://www.youtube.com/homeproject


映像を見て(まだ全部見終わっていませんが)、人を地球上に住む一動物としてみたときに、
いかにその存在が異質で突出しているかということを感じました。

ただし、最初からそうであったのではなく、むしろ初期の人は動物として地球に添った生き方をしていたのが、
石油をエネルギーとし出した頃から大きく変化していったということがわかります。

エネルギー。

これについて考えることは、自分たちの生活をどうしたいかということを考えることになります。
どうしても頼らざるを得ない今の自分の生活を、否定してしまうことにもなります。

でも、農業をやっている上では、もしかしたらその営みの中にエネルギーを積極的に捉える一助があるような気もしています。

例えば、神戸のシンポジウムで埼玉県の金子美登さんが様々に紹介してくださった自然エネルギー。
メタンガス、太陽光、バイオ燃料など。
これらを、生活の中から生み出し活用して行くことが出来るのが、農業かもしれないと思います。

地球に生きるいち動物としての人間でありたいとおもう私ですが、なかなかそうもいかない毎日の中で、
エネルギーについて考えることで、少し動物的にもなれるような思いがしました。  


Posted by ヴィレッジ・トラストつくだ農園 at 14:52Comments(1)雑記

2010年03月04日

農家、政策に関わる

さて、先日終了したのですが、
京都市が定める農林基本計画というものの策定にあたっての検討委員に招聘して頂いておりました。

約半年間かけてこれからの京都市の農林業の10年間を方向付ける政策の基本を定める検討会です。
委員には、大学教員の方、高校教員、流通、小売り、生産の各関係者の方々や、
時には現役の高校生たちが加わり、多様な視点の議論が交わされました。

この会、農業だけでなく林業についても定める政策方針ですので、委員会には林業に関わっておられる方も出席されておりました。
普段、山の仕事に関わっておられる方に会う機会はほとんどないのでとても貴重な機会でした。

お話を伺うと、京都は林業にまつわる仕事が非常に多く(それだけ細分化されているということですが)、
これは、西陣の西陣織なんかにもつながる話だと思ったのですが、どこか一カ所が欠けると、
流通そのものがうまくいかないということもあるようで、かなり危機的状況だということをおっしゃっておられました。
また、重要なのは山を再生させることや、きちんと材木として循環させることに加え、
「売る場所」がきちんと機能することを忘れてはならないということだそうです。

これって農業も同じことです。


そして、農業、林業の様々な分野で、担い手が不足しているということです。
単に、生産者が増えれば良いというのではない。

この現実は、政策の重要な課題ですよね。
担い手が増える=その職業で生活が出来る、さらには、この職業で食って行きたい!という
積極的な志向を持つ人が現れる仕組みを、行政が創りだせるのかどうか。
これからの政策にかかっているように思います。

私は、今回はじめて行政の政策検討の場に入れて頂いたのですが、
一言で言うと非常に面白かった。

これまで、行政というと、『お役所仕事』という言葉があるように、
なんだか厄介な存在?というイメージもありました。

でも、この検討委員会では、委員長(大学教員の方)の手腕もありましょうが、
議論は活発で、また有効な意見も多く、行政の方はその意見に真摯に答える、
という場面が多々ありました。
いずれの立場の方も、それぞれに感じていることを率直に語り合う雰囲気がありました。

全4回の検討会で、政策がブラッシュアップされ、多様なファクターの意見が
盛り込まれて、深みを増して行くことがわかりました。

私は、今の職場(小売り分野)の職員という立場で呼んで頂いたのですが、
会のはじめの方で、主人が有機農業をしていることや、新規就農者が増えていることを
事例として紹介しました。(こういう話を出来る雰囲気でした)

そういう訳で、立場としては小売業者としてや、生産者としても話をさせて頂くことが出来、
現状の課題や政策に求めることなどをお伝えすることが出来ました。

折しも、神戸での有機農業シンポジウムで、生産者が有機農業を通じて政治参加して行くことで、
農業や有機農業へのコンセンサスを生み出して行くことが大切だという、
イタリアの行政大学の先生がおっしゃっておられましたので、
若輩生産者(の妻ですが)が政策の過程に入れて頂いた幸運を活かし、
積極的に会に参加いたしました。


今後、基本計画は素案としてまとめられ、市民の方々を対象にした、
パブリックコメントにかけられるようです。

10年という長いスパンでの政策策定です。
生産者の方も、消費者の方も、食べるものと住むところが大事なのは誰でも一緒。
生活の根幹を支える産業にまつわる政策ですので、ぜひともたくさんの方がコメントされますよう。  


Posted by ヴィレッジ・トラストつくだ農園 at 13:14Comments(0)有機農業について